アイワエンジニアリング株式会社では排水処理維持管理業務を通じて水質の浄化を進めています。
水質の浄化は放流された河川や海に住む生物の多様性につながり、それと同時に私たちの住む地域の自然を大切にし、生態系の保持・向上を少しずつでも進めていきたいと考えています。
ひとつの目標としてアイワ本社のある町田市内の自然の残る地域を自然共生サイトに登録する取り組みを行っております。
30by30(サーティバイサーティ)とは
カナダ・モントリオールで開かれていた国連の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)は、2022年12月19日に、2030年までの新たな国際目標「ポスト2020枠組み」を採択しました。世界の陸域・海域の30パーセントの保護を目指す「30by30(サーティバイサーティ)」なども盛り込まれ、生物多様性保全の動きが前進します。
30by30目標などについては、2023年3月31日に閣議決定された「生物多様性国家戦略2023-2030」にも組み込まれています。
日本においては、30by30目標の国内達成に向けた仕組みの構築を目指し、環境省主導で「生物多様性のための30by30アライアンス」を設立し、自然共生サイトの認定を進めています。
自然共生サイトは、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を国が認定するものであり、認定区域はOECM※1として国際データベースに登録されます。