水処理管理事業 浄水処理施設 浄水場は河川・湖沼やダムから取り入れた水を浄化・消毒するための施設です。この役割をしっかりと果たすことで安全・安心な水を届け、安定した社会が構築されていきます。 毎日の食事や風呂等、私たちの日常生活が普段つかっている水は衛生的でなければなりません。 以前、水道水はカルキ臭が残っていて、「安全であってもおいしくない」という評価でしたが、今ではオゾンによる滅菌など処理方法の技術革新により「より安全でおいしい」水が日本各地で提供されるようになりました。 現在の日本の水道水質は今や世界トップクラスといわれています。世界的にも水道から出る水をそのままの状態で飲める事は珍しく、「安全でおいしい水」は日本の誇るべき技術の成果といっていいでしょう。 その安全でおいしい水を皆さんに届けるために浄水場があります。 そして、私たちは良質な水を皆さんに美味しく飲んでいただくために、日々勤務しております。 浄水フローシート ① 取水塔ダムや川からの水を取り入れる。 ② 沈砂池取水塔から送られてきた水に含まれるゴミや砂を沈めて取り除く。 ③ 着水井薬品混和池へ流れこむ水の量を調整する。 ④ 薬品混和池次亜塩素酸ナトリウムとポリ塩化アルミニュウムを加え、水を急速に攪拌する。 ⑤ フロック形成池薬品混和池で出来た水の粒を小さな濁りの固まり(フロック)を形成する。 ⑥ 沈殿池形成された水に含まれる固まり(フロック)を池の底に沈める。 ⑦ 薬品注入装置沈殿池で処理された水に、塩素を注入して攪拌し消毒する。 ⑧ ろ過池槽内に敷き詰められた砂の層を通し、さらにきれいにする。 ⑨ 浄水池きれいになった水をため、配水池にため、排水池に送る水を調整する。 ⑩ 配水ポンプ使う水の量に合わせて、ポンプで配水へ送る。 ⑪ 配水池水道水を貯蔵する倉庫で、一日のうち多くの水を使う時のため、水を蓄えておきます。 ⑫ 配水ポンプ蛇口を開けると勢いよく水が出るようにポンプで圧力かけて水道水を送っている。