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下水道処理施設内における処理技術の基本

活性汚泥法とは・・・ 



昔から川のことわざに〝三尺流れて水清む″とありますが、これはつまり汚れた水が川に流れ込んだ時、その水が下流に流れていくうちに水中の微生物が空気中から酸素をとって活躍し、汚れた水の中に含まれた有機物(そのままにしておくと水を腐らせてしまう成分)を無機物(もうこれ以上腐ることのない安定した物質)にかえていくため、水がきれいになるという意味です。

この水をきれいにする川の流れを人工的に再現し、下水道処理施設内における処理技術の基本が活性汚泥法です。

河川の場合、水を浄化するのに長い時間がかかりますが、活性汚泥法では1日24時間、汚水の中に空気(酸素)をブロアーや攪拌機(かくはんき)で送り込み、種々の微生物が活動しやすい環境を作ってやることで、短時間で水をきれいにすることができます。

活性汚泥法には様々な方法がありますがその原理はすべて同じです。

活性汚泥で曝気槽(ばっきそう)にブロアーで空気を送るのは、丁度熱帯魚の水槽内にエアーを送っているのと同じです。

曝気槽は巨大な水槽に熱帯魚のかわりに水をきれいにする能力を持った多くの微生物をいれてたくさんの空気を送っているわけです。

微生物も熱帯魚と同じで一定量の空気を継続して送っていかなければ死滅してしまいます。

水の処理設備にはいくつかの工程がありますが、その中でも特に重要な部分がこの活性汚泥による処理工程であるといえます。



アイワエンジニアリング株式会社 創設者
荒木 茂吉

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